今回ご紹介したいのはフジテレビで2018年に放送されていたドラマ「僕らは奇跡でできている」です。
高橋一生さん主演のこのドラマ。
めちゃくちゃハマり役でした。
結論から言うと、とても癒されるドラマです。
見ていて本当にすがすがしくなります。
冬に食べる野菜たっぷりポトフみたいな優しさたーっぷりのドラマでした。
お疲れのあなたにぜひぜひ見ていただきたいです。
こちらのページはネタバレは一切ございません。安心して読み進めて下さいね!
ジャンル:ヒューマンドラマ 全10話
おすすめ度 | 5 |
胸がドキドキ | 2 |
元気になる | 5 |
癒される~ | 5 |
続きが気になる | 3.5 |
【ストーリー】
子どもの頃からマイペースで周囲とは馴染めない、大学で動物行動学を教える相河一輝。
生き物の不思議に夢中でいつも周囲を戸惑わせてしまう。
気が強く頑張り屋な歯科医の水本育実との出会いや、生徒、同僚との出会いの中で周囲に強い影響を与えながら、自分自身も、祖父や、住み込みの家政婦山田さん、恩師の鮫島教授に温かく見守られ、支えられ、少しずつ成長していく。
【登場人物】
相河 一輝〈高橋 一生〉
主人公。大学で動物行動学を教える講師。
生き物の不思議に夢中で、超マイペース。物事のナゼを考えだすと他のことが見えなくなる。
山田 妙子(戸田 恵子)
一輝家の住み込み家政婦。世話焼き。
相川 義高(田中 泯)
一輝の祖父。一輝の良き理解者でいつも温かく見守っている。
水本 育実〈榮倉 奈々〉
主人公の通う歯科クリニックの院長。
気が強く、生真面目で、融通が利かない。実は努力家で面倒見が良い。
都市文化大学
鮫島 瞬(小林 薫)
教授。一輝の恩師であり、大学に講師として招く。一輝の楽しむ才能を高く買っており、見守っている。
樫野木 聡(要潤)
准教授。一輝の同僚であり、一輝のマイペースさにイライラしつつ、嫌がらせをしようとするが、逆に一輝におちょくられている。
沼袋 順平(児嶋 一哉)
一輝の同僚。アリのことしか頭になく、ほとんどアリを介してしか話をしない。実は秘密を持っている。
生徒
青山琴音・尾崎桜・須田巧・新庄龍太郎
最初は一輝の独特な授業に戸惑いひいているが段々授業に興味を持ち始める。
【感想】
突然ですが、私は押しつけがましいドラマや映画が苦手です。
感想は見る側に委ねてほしいなと感じています。
何が言いたいかと言うと、感動させる気満々なドラマや映画は引いてしまうと言うことです。
泣かせるために人を死なせてまえ~とか、お別れさせてまえ~とか、いじめてまえ~とか、そう言うのはすぐにお腹いっぱいになっちゃう。
でもこのドラマはそんなことは少しもありません。
好きだ、楽しい!と毎日を夢中で過ごしながら、些細なことに感動し、日常の奇跡をたくさん発見しながら生きる主人公にとても心動かされます。
特にこれと言ってアクシデントも起きません。
嫌なヤツが出てきてドラマをかき乱すこともありません。
多少嫌なこと言うヤツがいたとしても、そんな間違いは誰でも一度や二度はあるよね、程度のもの。
一生懸命だからこその過ち。愛せる間違いです。
刺激が欲しい方には物足りないかもしれません。
でも、刺激たっぷり、ストレスフルの毎日の中でわざわざストレス溜めてドラマを見る必要はない・・・とも思いませんか?
そう思うので、私はとても楽しめました。
とは言っても、きちんと感動する場面はあります。
一輝のよき理解者祖父の言葉や、一輝の優しい言葉に心が温まり感動します。
もうみんなポトフみたい。体の芯から温まります。
もっと自分を好きになって。
自分を大切にして。
この世界は素敵で溢れているよ。
あなたも素敵。
そう言うメッセージを感じるドラマでした。
それにしても高橋 一生さんが突然何かにとり憑いたように考え込むときの間と目をまん丸にするところが凄いんです。
絶妙な変人感。
かと思いきや嬉しそうに、楽しそうに、ふりまく満面の笑み。
殺られてしまう女性は多いことでしょう。
大人の男性があんな笑顔する~?
いや~、あれは凄い。何回殺されたことか。
ぜひぜひご覧あれ~!