【一度観た方へ!おさらい!】デイアンドナイト あらすじ・ネタバレ・結末(多分実はサイコな映画なんじゃないかと思う。)

こんにちは!

邦画、デイアンドナイトのあらすじについてまとめてみましたのでご覧ください!

ジャンル:ヒューマン、ダーク(2時間14分)

 

※こちらは1度ご視聴された方向けにあらすじが書いてあります。おさらいなどにご活用下さい。

まだご視聴されていない方はくれぐれもご注意下さい!

 

ネタバレなしでのご紹介は☟をご覧ください。登場人物の紹介もこちらでご確認下さい。

【ダークな映画】デイアンドナイト 感想・見どころ

 

 

 

 

デイアンドナイトあらすじ

 

赤石 幸次は父が突然他界し実家に戻ってくる。

死の真相が分からない幸次は父親の日記を読み返す。

『善と悪はどこからやってくるのか。そして今私はどちらにいるのか。』と書かれていた。

 

幸次は父が経営していた赤石モータース(工場)の中に入り、状況を確認する。

そこに生前父親にお世話になったと言う北村と言う男が訪れる。

「悔しいでしょう。正しいことをした人間が追い詰められて、間違ったことをした奴は生きている。困ったことがあったら連絡ください。」

そう言われ、名刺を渡される。

名刺には『児童養護施設の施設長 北村健一』と書かれていた。

 

中町自動車の三宅と言う人物が、お線香をあげに家に訪ねてくる。

「帰れ」と追い返そうとする幸次の母親に対し三宅は「勝手に死なれて困っている。裁判も終わっていないのに、完全に名誉棄損だ。」と返す。

母親は「お父さんを殺したのはあなたたしじゃないの!」と怒鳴る。

「虚偽の告発してどれだけの人を巻き込んだと思っている。自殺までして。自分の罪の重さを抱えきれなくなったんでしょう。」

取り乱す母親に驚いている幸次に対し三宅は「あなた父親のことなにも知らないでしょう。」と捨て台詞を吐き、帰っていく。

興奮する母親に対し幸次は「俺が何とかするから」と言う。

 

北村の世界に足を踏み入れる(正義と悪の境界線が分からなくなっていく。)

 

幸次は、父親が中町自動車のリコールについての内部告発をしたため、村八分になり工場が倒産したことを知る。

元従業員に給与と退職金が払うことができず脅され、助けを求め北村のいる『風車の家』と言う児童養護施設を訪ねる。

北村から父親がこの施設を手伝っていたことを聞かされる。

「なんで親父は死んだんだと思います?」と聞く幸次に対し北村は「分からない。どんな人間にも表と裏が存在するから。」と答える。

「明石君さ、いまお金に困っているよね。よければうちで働かないか?」と誘われ、幸次は昼は施設の子供たちに食事を作り、夜は北村から頼まれた仕事を手伝うこととなる。

 

特別な説明を受けず、夜の仕事に案内される。

「夜の仕事、お父さんにも手伝ってもらっていたんだけど、工場がないとできないからできればあのままにしていてほしい。」と言われ、やはり詳しい説明はない。

工場では10人程度の人達が車の解体のようなことをしていた。

 

青柳の運転でどこかに連れていかれる。またなんの説明もない。

どこかの駐車場に着くと北村たちは自動車をどんどん盗難していく。

「これって盗んでいるってことですか?」と言う幸次の問いに対し「うん、盗んで売っている。」と北村は答える。

幸次は北村に「明石君のお父さんは間違いなく正義だよ。これは犯罪だけどこれがないとあの子たちを守れない。人を守るための法律を信じて明石君のお父さんは死んだ。その法律を破ってあの子たちを生かしている。善と悪は法律で決められない。」と言われる。

施設の食堂で片付けをしていると、施設で私生活している少女、奈々に話かけられる。

「東京ってどんなところ?」

「なんでここに来たの?」

質問攻めに合うが幸次はうまく答えられない。

 

翌日の夜、北村にクラブに連れていかれる。

クラブでは父親の死亡の手続きの際対応してくれた役所の職員が集金をしている。

「これから回る店、トモコと集金してもらうから。」と言われる。

その次の日にもまた新しいところに連れていかれる。

「どこに行くんですか」と聞く幸次に対しその日の一緒に仕事にむかう男は「世直しだ」と答える。

薬物の取引をしている2人組を見つけると、その2人組にむかって車を突っ込んでいく。

幸次は引いた人間を縛っておけと言われ縛る。

引いた二人組を車に乗せこみ路上に投げ捨てていく。

幸次は「なんでこんなことするのか?」と聞くと「施設の子どもの親の刑務所にいる8割が薬物中毒なんだ。そんな奴は生きる資格なんかない、売るやつも買うやつもそれが北村さんの考え」と言われる。

 

北村から言われた仕事を毎日着々とこなしていく。

 

父を死なせた者への復讐を開始

 

ある日赤石は三宅の車を盗難する。

北村の元で働いたお金で、元従業員に給与と退職金を払う。

元従業員から「復讐とかやめたほうがいいよ。川上も仕方なかったと思うよ。」と言われる。

 

元従業員の言葉を不思議に思い、父親の日記を読み返すと『集めた資料が盗まれた。川上か?』と書かれているのを見つける。

 

翌日、幸次は川上の元へ訪れると、川上と三宅が会っているところを目撃してしまう。

その夜、幸次とトモコは集金に回る。

クラブには父親の工場の元従業員達がいた。

幸次がいることに気付かず、

「親父の無念を晴らしますなて言ってるけど無理でしょ。証拠は全部川上が持ってるし。」

「山口さんが川上に証拠売ったからでしょ。」と幸次の話をしている。

幸次は怒りを抑えきれず元従業員に殴りかかるが、元従業員らに逆にボコボコにされてしまう。

 

奈々への特別な感情

 

幸次が施設で食事の支度をしていると、奈々が「お父さんもよくそういう顔していたよ。」と話しかけてくる。

「奈々来週誕生日だって?なんかほしいものある?」幸次が聞く。

奈々は「ない」と答える。

奈々は「明石って彼女いるの?」と聞く。

「いないよ」と答える。

 

「明石は復讐するためにここに来たんでしょ。復讐が終わったらどうなるの?明石の人生。」と言い幸次にもたれかかってくる。

「明石の彼女になってあげるから一緒に東京で暮らそう。」と言われる。

「なに言ってんだよ。」と答える幸次に対し「嘘だよ、ロリコン」と返す奈々。

青柳に川上自動車の事務所のカギを開けてもらい、中に侵入する。

翌日、川上と三宅のところに新聞記者が訪れる。

内部告発の資料が新聞社に流されたらしい。

奈々は学校の進路希望面談で東京の美大に進学を希望していることについて先生は難色を示し、「絵でどうやった食べていくのか」と言われる。

奈々が施設に帰るとサプライズで誕生パーティーが用意されていた。

しかしその場から何も言わず立ち去ってしまう。

幸次は奈々に話を聞きにいく。

「結局私たちって家族のふりしているだけじゃない。」と言う奈々に対し幸次は「そんなことないよ。みんな奈々のこと家族だと思っているよ。俺は奈々のこと家族とは違うかもしれないけど大事だよ。」と言う。

「東京にいるんだって。私の家族。北村さんが言ってた。連絡とれないみたいだし多分私捨てられたんだと思う。一回会ってぶん殴ってやりたい。」と言い、幸次は「一緒に探そうか。家族。手伝うよ。」と返す。

 

妻を刺殺された北村は犯人の首をその場でしめる悪夢を見る。

奈々は戸籍をとりに役所へ行く。

役所の窓口にはトモコがいる。

トモコは奈々に隠れて誰かに電話をかける。「奈々ちゃん来たよ。どうするの?」と話す。

「お待たせしました。」

トモコから渡された戸籍保護者欄には死亡の文字が。

 

レストランで川上と三宅が会う。

なぜ資料をまだ持っていたのかと川上を責める三宅。

新聞記者に情報を流したのは幸次だと知り、「俺もやってみようと思って、正義のヒーロー」と三宅は言う。

 

北村の秘密と死

 

食堂で奈々は「お父さん探さなくていいよ。明石がいればそれでいいよ。」と言う。

幸次は北村に「奈々のお父さんは東京にいるんですか?」と聞く。

「東京にはいないよ、ほとんどの親は迎えにこない。」と答える。

 

奈々と北村は川原で涙をながしながら言い合いをしている。

 

幸次のところに電話があり、奈々のいる川原へ駆けつけると北村は奈々の目の前で死んでいた。

 

トモコと幸次は北村の遺品を整理している。

北村は同じ施設で育ったと言うトモコは北村の過去を話し出す。

妻を殺された北村は、犯人をその場で殺害したが、その犯人には2歳の娘がいた。

そのことにひどく後悔し、毎日懺悔していた。

その償い方が正しいかどうかは分からないが、ずっと奈々のために生きていた。

と幸次は聞かされる。

北村亡き後もなんとか仕事を続けようとするが、車を盗難している最中に青柳は警察に捕まってしまう。

 

三宅の反撃と正義

 

幸次が新聞記者に送った内部告発の資料を記事にしてもらえなくなる。

北村の経営していたクラブも警察に摘発される。

盗難車の解体拠点も警察に見つかってしまい、全員捕まってしまう。

幸次のところに三宅から脅迫の電話が入る。

「資料の原本を渡せ。渡さないと大切にしているものがどうなっても知らないぞ」と言われる。

 

幸次は資料の引き渡し場所に行くが資料は渡さず三宅に殴りかかる。

殴られながら「善悪は数の論理だよ。」と三宅は言う。

三宅は逆に幸次を殴りかかりながら言う。

親父から死ぬ前日に電話がかかってきた。

「ごめんなさい、私が間違っていました。」と言っていたと。

 

幸次はその言葉に逆上しまた殴りかかる。

三宅は「お前の親父がしたことで誰が救われた?仮に俺たちが間違っていたとしたら誰が傷ついた?そうやってできたのがこの社会でしょう。お前全部間違っているよ。」と言う。

幸次はその言葉にさらに逆上し三宅の首を絞め殺そうとする。

 

幸次は施設に戻り奈々を抱きしめる。

テレビに殺人未遂で逮捕される幸次が映し出される。

それを見ている母親は泣き崩れ、元従業員と川上は驚いた表情をしている。

テレビのニュースから「北村の死にも不信な点があり、これにも何か関与しているのではないか」と言うアナウンサーの声が流れている。

 

幸次にとっての正しいこととは?

 

奈々は卒業し、施設を離れる。

奈々は幸次の面会に訪ねる。

「東京に行く。後悔してる?」

「知っていたんでしょ?北村さんのこと、私のこと。」と聞かれ、「何も知らない。」と幸次は答える。

奈々は「私も一緒に殺せばよかったのに、っていったんだ北村さんに。ねぇ明石。明石にとって正しいってなに?」と聞く。

幸次は「大切な人を守るってことかな。」と返す。

「明石は守れたの?」と聞く奈々に対し幸次は何も答えない。

長い沈黙が流れる。

「また会えるかな。」と聞く奈々。

幸次は「うん。」と答える。

 

あらすじは以上です!

感想の掘り下げ、考察、については別のページに書いています。

ぜひぜひこちらもご覧いただけたら嬉しいです!

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