ジャンル:ラブストーリー、ラブコメ 全10話 完結
※こちらは1度ご視聴された方向けに1話ごとのあらすじと考察などを書いてあります。ご注意下さい。
ネタバレなしでのご紹介は☟をご覧ください。登場人物の紹介もこちらでご確認下さい。
【胸キュンドラマ】カカフカカ こじらせ大人のシェアハウス(ネタばれなし)
【第1話】
趣味なし、特技なし、夢なしのフリーター亜希(24歳)は同棲中の彼氏に浮気され、家を出ることになる。
お金もなく行く当てもなく途方に暮れていていたところ、友人(のり)の紹介により3人が住んでいる一軒家のシェアハウスに転がり込む。
シェアハウスでのりに紹介された同居人、本行は中学校の頃付き合っていた彼氏だった。
本行に家の中を案内してもらっている最中、亜希はキッチンの上の棚の扉を閉めようと手を伸ばす。
扉に手が届かない亜希の代わりに閉めようと本行が手を伸ばした瞬間、亜希の体に密着してしまい本行は体が反応してしまう。
亜希は驚いて本行から離れ、立ち去ろうとしたとき、相談があるから部屋にいっていいかと言われるが、危険を感じた亜希は咄嗟に断る。
数日後、本行から、2年くらい前からたたなくなってしまっていて悩んでいたが、この間、亜希に触れて反応することができたので、体が元に戻るよう、協力してほしいと言われる。
亜希は中学校の頃はスクール―カースト1位で無敵だった。
就職活動の失敗を繰り返しながら自分は大したものではないことに気づき存在価値を否定しはじめた。
追い打ちをかけるように彼氏に浮気をされ、ますます自分に価値がないように感じていたところに、本行から相談を持ち掛けられ、自分が少し価値があるのではないかと感じることができ、できる範囲で、協力することにする。
【第2話】
亜希は1週間くらいたってようやくシェアハウスのオーナーの長谷に会う。
長谷は本行が亜希に対して体が反応したということを聞き、本行に亜希と添い寝をすることを提案する。
結局、亜希は添い寝を受け入れたが、翌朝、本行が元気な状態で目覚めることができなかったため、もう一度添い寝したいとお願いされる。
本行あてに届いていた小説が、本行が書いたものであり、本行が小説家であるだという事実を知り亜希は驚く。
たまたま公園で長谷に会いデザイン会社の短期アルバイトを紹介される。
紹介されたバイト先に行くと3人目のシェアハウスの同居人であるあかりに出会い熱烈な本行のファンであることを聞かされる。
夜、また本行がら今日も一緒に寝てほしいと頼まれるがあかりのことが気になってしまい断る。
本行は引き下がらず、今日はあかりは帰ってこないからと強く頼まれ結局応じてしまう。
亜希は添い寝しながら本行に「したくはならないのか」と聞くと「したい」と言われる。
それを聞き亜希は慌てて逃げようとするが「変なことはしない」と言われる。
「変なことって何?」と聞くと「寺田さんが嫌がること。」と言われる。
判断を丸投げされたと言うことに亜希は複雑な気持ちになる。
【第3話】
亜希は昨晩のことを考えこんでしまい、朝食を作り過ぎてしまう。
食べきれないため、みんなに食事をわけたところ、あかりがとても気に入りお金払うから自分と本行の分の食事を作ってほしいと言われ了承する。
あかりから本行の3作目の新刊が好評だと言われ本を読むよう渡される。
もう一度、本行から添い寝してほしいと頼まれるが、何かを期待していた自分に気持ち悪さを感じどうしてもできないと断る。
亜希は長谷から唐突に「結婚してほしい」と提案される。
掃除も料理も上手で高い目標を持っていないしでしゃばらないところなどが結婚するのに丁度良いと言われる。
本行への協力も続けてもらっていいし、恋愛も自由だと言われ亜希は複雑な心境になり「今すぐに答えは出せない」と言う。
一緒に聞いていた本行も「やめたほうが良い」となぜか不機嫌になる。
長谷に1年以内に結婚しないと親に家を取り上げられてしまうため、考えてみてほしいと頼まれる。
本行は4作目を書けと言われているが、2年前から小説が書けなくなっている。
小説が書けないことと、たたなくなっていることに何か関係があるのではないか、「たつ」ようになれば小説が書けるようになるのではないかと言い、亜希に添い寝をお願いするが亜希は断る。
翌朝、共有スペースで4作目が書けないことを悩んで眠れなくなっている本行を見つけ亜希は心配する。
「とりあえずベットで横になれば眠れるかも」とベットへ行くことを促すがそんな亜希にもたれかかり「寺田さんなら落ち着く」と言われる。亜希はすがってくる本行に喜びを感じ、3回だけなら添い寝して良いと伝える。
【第4話】
朝マスクをして掃除をしていた亜希に唐突に本行はマスクの上からキスをし、「直接じゃないからセーフだよね」と言う。
本行の行動に対し自分をどう思っているのか気になる亜希。
長谷は亜希をだまして自分の母親との食事に連れだし亜希を恋人として紹介する。
母親から早く結婚した方が良いと説得させられる。
家に帰ると、本行あてに昔の彼女から結婚の報告はがきが届くが、そもそも特に好きではなかったのでなんともないと言う。
そもそも本行に今まで好きになった人はいないと言われ、期待していた亜希はショックを受ける。
あかりに「長谷は良い人ではないから結婚をおすすめしない。」と言われ、
「私なんかもらってもらえるなんてありがたい話だ、ここにいることさえ場違いだ」と自虐をはじめる亜希に対し、
ヘラヘラ笑いながら「どうせ私なんて」と言われると気分悪いからやめてほしい、自己評価低いのはあなたの勝手だがわざわざ示さなくてよいと言われる。
亜希の「昔は自分に高価な値札をつけていたが、周りから安い値札を張られていった。」と言う言葉に対し、
あかりは、「買わないものの値札なんて見ない。誰もあなたの値札なんて見ていない。興味ある人は値札交渉してくる。」と言い返す。
亜希はその言葉に納得し、本行に期待しても仕方がないと考え、添い寝に対してわりきれるようになり、本番を許してしまう。
【第5話】
亜希は本番が結局中途半端に終わり「これはなんだったのか」と複雑な気持ちになるも、うれしいと感じてしまう自分がいるのに気付き「本行が好きなんだ」と言うことに気付かされる。
亜希は以来、何も変わらずそっけない本行の態度にイライラする。
亜希があかりに「本行に対して恋愛感情はないのか?」と聞いてからあかりは急に本行を意識しだしてしまい、思い余って結婚してほしいとプロポーズしてしまう。
それに対して本行は考えてみると答える。
亜希は妊娠したかもしれないと不安を感じ妊娠検査薬を買ったのが長谷にばれる。長谷は本行との子供ができていても結婚して俺の子供として産んでいいよと言う。
「結婚するなら誰でもいいんですよね?」と聞く亜希に対し長谷は「結婚する相手は誰でもいいわけではない、亜希のことは結婚するのに丁度いいと言っている。」と答える。
長谷は亜希の「~してあげる」とか「~してほしい」と言わないところや毎回、挨拶をするところが良いと言う。
亜希は褒められたことに素直に喜ぶ。
家で吐き気がして嘔吐してしまった長谷に対し、亜希は気遣い優しく介抱する。
それに感動した長谷はまた亜希に「子供ができてたらいいのに。できてたら結婚できるのに。結婚してほしい」と伝える。